2010.02.20 Saturday
『僕等のチカラで世界があと何回救えたか』
ちらほらと感想を見て回っていたのですが、やべー重そう(笑)というイメージで、ビクビクしながら見ていましたが
覚悟してた所為か大丈夫でした(大丈夫って)
1997年に起こった未成年の犯罪の出来事が題材です。
というか、犯人と同世代以下は…この事件の事について知ってるのかしら…と不安に思ったりして…。
それがわからんと最後までさっぱりなんじゃないのかしら…。
脚本の高羽さんは、犯人とがっつり同じ年なんだなあと思ったら
なんとなく芝居の中で取り扱われていた「犯人の神格化」みたいな物も納得いたしました。
当時は見ていて納得はしがたいんだけれど、そういう層が居た事は確かで…。
そんな時代をリアルに体験された方なんだもんなあと。
そのあたりで疎外感を感じながら見ていましたが
ちらほらと「ドキっ」とする台詞があったのが印象的です。
「14歳で出来なかった事を22歳(?)で出来るはずが無い」
というのがすげえと思ったのです。
普通だったら「大人になったら○○するんだー」ってのが常かと思うのですが。逆なんですね。
大人になったらできることって、経済的とか、身体の大きさとか、そういう物だったりするのですが。
14歳ってもっと違うレベルの事(気持ちとか可能性とか)の事なのかと。
まあこの場合「殺人」だったのですが…。
そして「14歳の可能性」といえば
ふつーは「明るい可能性」を表現するかと思うのですが
「一般的にはマイナスな可能性」だったのも面白い考え方だったなあと。
また途中に入る「星」の話も印象的でした。
普通は「同じ星はひとつとして無い」という方向かと思うのですが
「特別なんて無い」と。
実際そういう文章があるんですかね。おもしれー。
そういう、違う見方が出来るのが面白いなあと思っておりました。
演出は暗転無し。この手の芝居で暗転入ると
多分落ちてしまいそうな気がするんですが、暗転無しで。
お陰で途切れる事なく見終えてしまいました。
やっぱ暗転無し好きだなあ。
ただ「知的障害」の扱いで、ぶっちゃけて描く所もあれば、
最終的には「無垢な者」という扱いになり、その辺普通のトコに落としたなあとも・・・。
まったく「素晴らしい!」とは褒め難い(笑)芝居ですが
良い経験でした。
Posted by すずき at 13:00 | stage | comments(0) | -


